北デザインノート















最近感じたことをひとつふたつ綴ります。

以前から感じていたのですが、

仕事って、無いときにはパッタリときません。

仕事があるときに限ってバタバタと入ってきたりします。

昔からホント、不思議でした。。。。

皆様、ご存じの通り、

貨幣の本質は運動です。

貨幣は運動に惹きつけられます。

これはビジネスでも同じだと思っています。

貨幣も情報も評価も、動いているところに

集まってくるのではないか。。。

つまり、常に動いていなければ、

停滞してしまうのではないでしょうか。

私は弊社に入社してからあることに気がつきました。

仕事というのは、自分が起点ではなくて、

「自分はすでに遅れてここに参入した」

という自覚から始まるということです。

仕事をもらいに行くのではなく、

「何かやることはありますか」というお手伝いをしに行く。

極端に言ってしまえば、

仕事をしたいところに行って勝手にお手伝いを始めてしまう。

そして、大切なのはそれに対して、

「見返りを求めない、考えない」

ということです。

普通は報酬とか見返りを考えがちですが、

報酬などを意識してしまうと、どうしても

仕事を効率的にこなそうと企ててしまいます。

最少時間により最少努力で成果を出そうとして、

こちら側の都合で費用対効果を優先してしまいます。

何もないところからのお手伝いをするということを、

自分が「持ち出し」でやっていて、その分「損をしている」

というふうに考えるところに落とし穴があると思います。

報酬というのは、いつか何処からか必ずやってくるものだから、

まずは、お手伝いというかたちで起点をつくってみる。

それが、「自分がすでに遅れてここに参入した」

と、いう意識と自覚です。

エマニュエル・レヴィナスの概念でいう、

「始原の遅れ」って、

こういうことなのかもしれません。


・・・・解釈違いかもしれませんが。

・・・・私、いつもそうなのです。






20131220

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