現場進捗(江別)


本日は、朝から江別の現場を視察。

ブログネタ撮影ではなく、現場監理です。

いつも軽いタッチで仕事をしている訳ではありません。

そうです、建築士の職務を遂行しているのです。。。















基礎立ち上がりのコンクリート打設が完了した状態です。















コンクリートの強度発現養生状態です。

江別の現場を離れ、午前中はもう一件のお仕事。

江別から白石区米里へ向かう。10分足らずで到着。

今日二件目の仕事は、私の前職からの業務。

2年前にお引渡した事業所施設。

今日はその2年点検です。















実験施設と事務所施設の2棟の点検を実施しました。

所属する組織が変わっても、設計監理者として

職務倫理上の責任はついてまわります。















機械室とサーバー室を兼用した為に発生した熱、

一部建具の狂い、壁塗装のヒビ、巾木と床の隙間、

手摺支持の緩み、天井仕上の目違いが、

点検により報告された。















ゼネコンさんを筆頭に建築、設備、電気の施工業者が

それぞれ対応に当たることになった。

ま、設計監理者として、青くなるミスや瑕疵が報告されず、

ホッと胸を撫で下ろす。















この建物、構造が鉄骨造なので、1年点検時と

同箇所に壁塗装のヒビが発生していた。

壁のボード下地を二枚にしておけば良かったと、

心の中でつぶやく。。。。

そう、この場では心の中でつぶやくしかないのです。。。















この写真は実験棟の地下ピットです。

ピットとは設備配管のメンテナンスや増設などに

備えて設ける地下空間のこと。

特殊薬品を使用する施設なので、設備配管の

交換や刷新に対応するため設けたのですが、

地面より低い地下部の為、地盤からの浸透水が

ピット内に溜まっていました。

通常なら「青くなる」どころではないのですが、

これは工事中から想定の範囲内。

米里地区は地中の土質が泥炭で雨水の浸透が

非常に悪く、工事中の半年間で水はけの悪さを発見。

工事中に設計変更をかけ、雨水侵入対策の

追加工事を実施していました。

クライアントへは追加費用のことで

申しにくかったのですが、

2年後の地下ピット状況を目視確認し、改めて、

進言してよかったと思っています。

でも、これも全て、クライアントの

ご理解とご協力によるものであります。

また、真摯に施工して下さった工事関係者の

尽力と協力なくしては、今日の2年点検、

最悪の1日になっていたのかもしれません。

多分、このブログを見ていないと思いますが、

関係者の皆様方には、感謝申し上げます。






20131218

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