消費税引上げと優遇措置


今朝は、とうとう雪がつもっちゃいました。

12月はもう目の前ですね。。。

今日の話題は、

「消費税引上げに伴う優遇措置」 です。

チョット固いテーマですが、大切なお財布ネタ

なので、簡単に書いていければと思います。
















あらためて、今回は来年度からの

消費税引上げに伴う補助金優遇制度の内容です。
















まずは、「消費税引上げ時期」と、

「住宅ローン減税」の時系列フロー図です。

皆様がご存じのとおり、平成26年4月1日から

消費税8%になります。

第二波の消費税10%は、平成27年10月1日から。

上の資料どおり、消費税8%の期間が増税完結前

の最終駆け込み時期になります。


 













これは、後述しますが、来年度から新設される

「すまい給付金」 の、

収入による給付額です。














新設される「すまい給付金」は来年の4月から

制度開始予定です。

また、「すまい給付金」に併せて、同期間で、

「住宅ローン減税」が適用される見通しです。

上記資料が示すとおり、住宅ローン減税は、

「所得が多く、ローン金額が多いほど、

            メリットが大きい制度」 です。

すまい給付金については、

「所得が低いほど給付額が多い、住宅ローン

       減税の逆進性を補完する制度」です。














上記資料は、

「住宅ローン減税とすまい給付金の効果」

を示した表ですが、私達が一番気になる、

【 増税後の負担額 】を明記しました。

これによると、増税後の負担額はほとんど無く、

むしろマイナス計上される年収帯もあります。

増税後の消費税負担は、住宅ローン減税と

すまい給付金で相殺されることになります。



消費税引上げによる優遇措置として、

「2014年税制の目玉は大型減税と給付金」 です。

内容は、

「住宅ローン減税の最大控除の大幅増額」 と、

「すまい給付金の新設」 になります。



突き詰めて、この度の税制改正優遇制度とは何か。。。。

国が計上する予算を下記してみます。

「優遇制度」による住宅ローン減税の年間控除額合計は、

約5900億円。。。。etc

「補助金」による政策として、

・省エネ対策 で 1178億円
・耐震化対策 で 100億円
・木材利用ポイント で 410億円
・性能建材補助 で 100億円。。。。etc

住宅ローンの「0.3%・5年間」、「0.3%・10年間」の金利優遇は、

163億円ほどの国庫支出。

「1%・10年間」の優遇金利ならば数千億円の国庫支出になります。

これらの莫大な予算を投じる理由は。。。。

【国の住宅政策に沿うようマーケットを誘導するため】

と、考えられます。

そして、国の政策は、

【良質な住宅ストックの形成】に向かっていると、思われます。



この補助金優遇税制

「インセンティブ効果」 は、

お客様には大変、魅力的です。

ただし、お客様にとっては、国の政策的背景は

あまり関係ないのかもしれません。

出来る限り、家族にとって、

「良質な住宅を建てたい」

そして、

「可能な限り安価で良い提案内容」

を、望まれているはずです。



弊社では、きたる来年4月の新制度導入までに、

住宅プランに限らず、土地探しから土地提案、

改正税制や各種補助金に関する様々な質問に

対応します。

「どんどん私どもを利用して下さい」

お気兼ねなく、お問合せ下されば、

慌てて、勉強します。。。。

と、言うのは冗談ですが、



ジックリと計画を始めるには、今からがイイ時期だと思います。



ユダヤの口伝タルムードの格言で、

「身体は心に依存する。心は財布に依存する」

という言葉があります。

今日のブログの冒頭に書きましたが、

「お財布ネタ」は住宅計画を始めるにあたり、

一番に大切なことだと思います。



是非とも、ご相談下さいませ。





20131128

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