現場進捗(江別)


本日は江別の現場です。

昨年末に基礎工事を納め、

3月を目途に大工工事が始まります。















札幌市内に比べ江別は雪が多い。。。















3月の大工乗り込みは除雪からですね。















撮るものがなく、唯一の構造物をパシャ。

玄関アプローチの空間を構成する壁。

配置計画上、重要なマテリアルです。


ここで、コンクリート打放し仕上げのお話。

打放しは表面に他の仕上げを施さない、

ソリッドな存在感がある仕上げです。

躯体がそのまま表面に現われるので、

施工に気を遣いますが、それが長期にわたり

質感を保持し、丈夫な構造を担保して、

結果的にローコストに繋がります。

コンクリートは特性上、型枠の表情を

写し出しますので、どのような型枠を使うかが

デザインの鍵となります。

一般的には表面をウレタンコーティングした

打放し用型枠を使用した平滑な仕上げが多いですが、

クールなイメージがあり、特に室内の内装としては

抵抗感を感じる人もいます。

そのような場合には、スギ板などの木材や

ラーチ合板のようなベニヤを型枠とし、

木目や木肌をコンクリートへ転写する仕上げや

普通型枠で打設した後に小叩いて

表面を荒らすと温かみが出たりします。

ただし、通常の打放し仕上げに比べコストが掛かるので、

ポイント的な使用でコストバランスしたりします。

より、ローコストで仕上げたい場合には、

普通型枠を使用することがありますが、

型枠からアクが出て仕上がりにムラが出ます。

粗っぽいハードなテクスチュアが好きな方には、

理解をしていただいた上で採用しています。
















弊社ウェブサイトのアクセス報告を受けたとき、

日によってはアクセスの半数以上が道外だとか。。。

と、いうこともあり、早速、時節ネタを載せます。















もうすぐ札幌は、雪まつり。

大通り公園の雪像と、その足場です。















ベタな写真で申し訳ないのですが、時計台。

気温が低いこともあり、粉雪が舞っています。


寒気ことのほか厳しい毎日が続いておりますが、

明日は、第一回目の厚別の現場から。






20140123


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