今日は宮の森2条の現場から。
外は寒いし、撮影の手がキシみます。
木造3階建ての3階部です。
吹抜け部の連窓。
北側の水平横長連窓。
こちらは隣で工事中の別物件。
「陰翳礼讃」ってな感じですかね。。。
軸間に充填されたグラスウールが、
ベルベットな雰囲気を醸し出しています。
まさに、
・・・・谷崎潤一郎。
これ以上は書けません。。。。
木造3階建ての3階部分です。
連窓を見上げています。
3階から階段吹抜けを見下げてみました。
今日はデジカメのオートフォーカスがピントしなく、
半押しの指がシバれました。。。
数日後、この空間も、
「ベルベット」になるでしょう。
皆様は、
「陰翳礼讃」を読んだことありますか。。。
私はこの本を読んでからというもの、
天井高2.1mの誘惑にいつも駆られます。
通常の居室は2.4mの天井高さが一般的なのですが、
一度、2.1mで空間を構成してみたい。。。
同じ室内面積でも、天井高を2.1mにすると
広く感じると思うのですが、
なかなかお客様へは、提案できません。
設計の打合せで、
「陰翳礼讃」やら、
「谷崎潤一郎」なんて、とても言い出せません。。。
本を読んでから20年経ちますが、
積年の願望になっております。
いやいや、ここは谷崎風に、
積年の性癖です。。。。
嘆かわしいことに、態度がスタイルにならずに、
スタイルが態度になっているというのは、
私達の時代の見苦しい汚点かもしれません。
20140111
▼ さあ、行こう。北デザイン建築工房HPへクリック ▼
http://www.kita-design.co.jp/
0 コメント:
登録:
コメントの投稿 (Atom)